東京駅・八重洲・日本橋の歯医者 東京マール歯科

親知らず（第三大臼歯）は、20歳前後で一番奥に生えてくる歯です。
もともと人間のあごが小さくなってきているため、スペースが足りずに「斜めに生える」「埋まったまま」など、トラブルが起きやすい歯です。

抜いたほうがいいケース

次のような場合は、抜歯を検討するタイミングです。

• 歯ぐきが腫れたり、痛みを繰り返す
• 隣の歯（第二大臼歯）を押して、虫歯や歯周病になっている
• 斜めや横向きに生えていて、歯ブラシが届かない
• 顎や頬に痛み・腫れが出ることがある
• 矯正治療の妨げになる

👉 特に「痛みが出ていなくても、レントゲンで問題がある」とわかるケースも多いです。

抜かなくてもいいケース

一方で、次のような場合は、必ずしも抜く必要はありません。

• まっすぐに生えていて、しっかり噛めている
• きちんと歯ブラシで清掃できている
• 痛みや腫れなどの症状がない

🦷 定期的なチェックとクリーニングで、経過観察することも可能です。

抜歯のベストタイミング

親知らずの抜歯は「痛みが出る前」が理想です。
炎症が起きてから抜くと、麻酔が効きにくかったり、腫れが強く出たりします。

一般的におすすめのタイミングは・・・

• 20歳前後〜30代前半（骨が柔らかく、治りやすい）
• 痛みや腫れがない時期（炎症がない状態で抜ける）
• 仕事・学校が落ち着いている時期（腫れが出ても休みやすい）

抜歯後の注意点

• 当日は強くうがいをしない
• 血のかたまりを壊さない（治りが遅くなる）
• アルコール・喫煙は控える
• 腫れや痛みが強い場合は早めに受診を

まとめ

親知らずは「抜くか・残すか」よりも、状態を知っておくことが大切です。
レントゲンで根の向きや神経との距離を確認し、歯科医と相談しながら最適なタイミングを決めましょう。

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