ホワイトニング
ホワイトニングについて

ホワイトニングとは?
加齢、食習慣での着色、虫歯、抗生剤などによる歯の黄ばみを落とす方法です。「歯がもろくなるのでは」と心配される方もいますが、歯を削ったり溶かしたりすることはありません。使用する薬剤には過酸化水素や過酸化尿素が含まれており、着色を落とし、歯の中の色素も分解して、歯本来の色も白くします。
ホワイトニングによって起こる
可能性のある副作用について
知覚過敏の症状が出る方がいます。
どんな方におすすめですか?
- 結婚式までに歯を白くしたい。
- 写真を撮るとき、自信を持って笑いたい。
- 若い時に比べて、どんどん歯が黄色くなってきている。
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
歯科医院に来院し、歯科医師・歯科衛生士によって施術を行う方法です。当院ではオパールエッセンスboostを使用しております。
所要時間:60〜90分
メリット
- 歯が白くなるスピードがホームホワイトニングより早い
- 歯科医院で完結するため、患者さんご自身の手間が少ない
デメリット
- ホームホワイトニングに比べると後戻りが早い
- 高濃度薬剤を使用するため、知覚過敏が生じやすい

ホームホワイトニング
歯科医院でマウスピースを作り、薬剤を用いて自宅で行う方法です。当院ではティオンホームプラチナを使用しております。
メリット
- 2週間かけてじっくり色を抜いていくので、オフィスホワイトニングに比べると、後戻りしにくい
- 知覚過敏が生じにくい(症状が軽い)
デメリット
- 2週間、毎日2時間薬剤を入れたマウスピースをはめる必要がある

デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行う方法です。持続性と即効性が期待できます。

ホワイトニングの持続効果について
個々の歯の性質や着色の強い飲食物の摂取量によっても異なりますが、およそ3~6か月は持続します。
ホワイトニングができないケース
歯肉に炎症がある方、未処置の虫歯がある方はホワイトニングをする前に治療を行う必要があります。また、過酸化水素を使用するため、無カタラーゼ症の方(過酸化水素を分解できない)は施術ができません。
オフィスホワイトニングの流れ
カウンセリング
※状況によってはホームホワイトニングやデュアルホワイトニングをお勧めすることもあります。
歯面清掃・歯の色のチェックと
写真撮影
薬剤塗布・光照射
薬剤の拭き取り
③・④の繰り返し
トリートメント剤の塗布
ホームホワイトニングの 施術の流れ
※状況によってはオフィスホワイトニングやデュアルホワイトニングをお勧めすることもあります。
1日目
- カウンセリング
- 歯の色のチェックと写真撮影
- 専用のカスタムトレーを歯科医院にて作製
2日目
- 歯のクリーニングと自宅での使用法説明
2週間、自宅でトレー・ジェルを用いてホワイトニングします。
リスクと副作用

医療広告ガイドラインについて
当院では、患者様に安心して治療を受けていただくために、医療ガイドラインに基づき、自由診療に関する料金だけでなく、リスクや副作用についても正確にお伝えすることを大切にしております。
これらのリスク・副作用の中には、当院ではこれまで報告されたことがないものも含まれますが、万が一に備えて、医学的に考えられる可能性がある内容をすべて記載しております。
患者様の不安を煽ることが目的ではなく、むしろ「正しい情報を知っていただくことこそが、安心・納得の治療に繋がる」という考えのもと、ご案内しております。
万が一、治療についてご不安な点やご不明な点がございましたら、どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。当院スタッフが丁寧にご説明し、患者様の気持ちに寄り添った対応をさせていただきます。
ホワイトニング
- ホワイトニングは健康保険適用外の100%自己負担(自由診療)となるため、健康保険適用の治療と比べ治療費が高額となります。
- ホワイトニングでは、非常に少ないですが歯の保護膜を溶かしてしまう作用があります。
- ホワイトニングでは、しみるような感覚がでることがあります。
- ホワイトニングは、天然歯であることが前提の施術ですので、入れ歯や差し歯、セラミックなど、人工歯を白くすることはできません。
- 歯にヒビがある方は、ホワイトニング剤がヒビから入り、強い刺激を与える可能性があるため施術を避けるべきです。
- 抗生物質の影響で歯の変色が大きい場合、ホワイトニングの作用が出にくいです。
- 無カタラーゼ症の方は、ホワイトニングの過酸化水素を分解することができないため、体内に取り込まれると、進行性口腔壊死などの症状につながる可能性がありますのでホワイトニングはできません。